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【野口裕之の軍事情勢】米軍や自衛隊の兵器に埋め込まれる中国製スパイ部品 起こりうる自爆装置誤起動!

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【野口裕之の軍事情勢】
米軍や自衛隊の兵器に埋め込まれる中国製スパイ部品 起こりうる自爆装置誤起動!

貿易での対立を深めているトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席(共同) 貿易での対立を深めているトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席(共同)

 一方、米軍も「非中国製」を装う中国製電子部品購入による戦力低下を許している。「人間」が主役の諜報戦はまだまだ続くようだ。

オスプレイの事故は中国製部品が原因?

 例えば、米上院軍事委員会の2009~10年調査では、少なくとも1800事例=100万点もの「米国製」などを装うニセ電子部品が発見された。70%が中国製で、暗視装置▽無線機器▽GPS付き砲弾▽哨戒・輸送機▽各種ヘリコプター、果ては主力を含む各種戦闘機▽早期警戒管制機▽迎撃ミサイル・システム内のコンピューター…にまで混入されていた。ミサイルに粗悪な中国製ICチップを使えば、20%も命中精度を落とすという。

 「さすが海賊版王国」などと感心してはならぬ。自衛隊も同型や派生型を配備しているのだ。防衛装備庁はサプライチェーン(部品供給網)調査を始めたが、大手企業が協力的でも困難が伴う。防衛産業は下請け→孫請け…などピラミッド状に数百~数千の企業が絡み、細かな部品入手先まで掌握できない。

 米国も似た悩みを抱える。予算減で、米軍調達部門は大手企業により安い兵器を求め、個人輸入者を含む門外漢企業も商機とみて飛び付いた。価格を押さえようと多用したのが中国製マイクロチップなどだった。個人輸入者や中小の門外漢業者に対中危険認識は希薄で、米軍に粗悪品が拡散した。好機を見逃さぬのが中国。米軍需企業と取引関係にある人民解放軍系在外トンネル会社に、自称「非中国製」の米軍への納品を促した。

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