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【NYアート散歩】〈1〉「士官と笑う娘」など門外不出のフェルメールをたずねて

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【NYアート散歩】
〈1〉「士官と笑う娘」など門外不出のフェルメールをたずねて

フリック・コレクションは新古典様式の個人邸宅を美術館に転用し、増築を重ねて今の姿になった。美しい中庭のみ、来館者も撮影できる(黒沢綾子撮影) フリック・コレクションは新古典様式の個人邸宅を美術館に転用し、増築を重ねて今の姿になった。美しい中庭のみ、来館者も撮影できる(黒沢綾子撮影)

 観光都市ニューヨークの勢いが止まらない。昨年米ニューヨーク市を訪れた観光客は6280万人(同市観光局調べ)で、8年連続で最多記録を更新。うち国外からは1310万人、日本からの渡航も34万人余りにおよぶ。エンターテインメント、グルメ、ショッピング…と旅する目的はそれぞれだけれど、「アート」も大きな理由になる。ニューヨークは2回目の“若葉マーク”の記者が、アートを軸にぶらぶら歩いてみた。

3分の1が米国に

 第二次大戦後、アートの中心はパリからニューヨークに移ったとされる。当然ニューヨークでアートといえばコンテンポラリー(現代美術)の印象が強いが、今回はまず、17世紀オランダ黄金期の画家ヨハネス・フェルメール(1632~75年)の作品を目指した。今年10月5日から上野の森美術館(東京)で開催される「フェルメール展」(産経新聞社など主催)を前に、できるだけ多くの作品をじかに見ておきたい。

 フェルメールの現存作品は35点前後とされているが、その3分の1にあたる12点が米国の美術館の所蔵になっている。このうちイザベラ・スチュアート・ガードナー美術館(ボストン)から1990年に盗まれた「合奏」の行方は杳(よう)として知れないが、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)の5点、フリック・コレクション(同)の3点、ワシントン・ナショナル・ギャラリー(ワシントンD.C.)の3点を鑑賞する機会に恵まれた。

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