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【防衛オフレコ放談】「すべての道はインド太平洋に通ず」 PKO支援、能力構築、島サミット… 縦横無尽に中国牽制

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【防衛オフレコ放談】
「すべての道はインド太平洋に通ず」 PKO支援、能力構築、島サミット… 縦横無尽に中国牽制

ナイロビでタンザニア陸軍工兵に重機の使い方を教育する陸自隊員(陸自提供)=2017年6月 ナイロビでタンザニア陸軍工兵に重機の使い方を教育する陸自隊員(陸自提供)=2017年6月

■アジアにも拡大

 1991(平成3)年の湾岸戦争で日本は多国籍軍に資金提供を行ったが、国際社会の評価が得られなかったことをきっかけに、PKO協力法が平成4年6月に成立してから26年たつ。4年9月に陸自施設部隊がカンボジアに初めて派遣されて以降、ゴラン高原や東ティモール、ハイチなどで約25年間に延べ約1万2千人の自衛隊員が活動にあたった。

 自衛隊幹部は「施設業務は国連で主導的な地位を確立した」と話す。早期展開プロジェクトで行っている重機に関する教育は、自衛隊にとって最も得意な分野といえる。

 早期展開プロジェクトがアフリカで軌道に乗ったことを踏まえ、政府はプロジェクトをアジア各国にも拡大する方針だ。PKOに要員を派遣する国の5割はアフリカで、次いで3割がアジアのため教育のニーズがあることに加え、インド太平洋戦略に組み込む意図がある。

 支援対象国としてはベトナムやタイ、インドネシア、カンボジアが候補となっており、政府は近く第1弾の対象国を決める。

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