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【大人の遠足】長野・小諸市立藤村記念館、中棚荘 肌で感じる作家の息遣い

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【大人の遠足】
長野・小諸市立藤村記念館、中棚荘 肌で感じる作家の息遣い

市立藤村記念館は小諸駅にほど近い懐古園の中にある。藤村の人柄がしのばれる数々の展示品を目の当たりにできる=長野県小諸市 市立藤村記念館は小諸駅にほど近い懐古園の中にある。藤村の人柄がしのばれる数々の展示品を目の当たりにできる=長野県小諸市

 「旅情の歌」には、「千曲川いざよう波の岸近き宿にのぼりつ~」の一節がある。記念館から車で5分ほど南に向かえば、藤村がこの作品を執筆した際に使ったとされる温泉宿の「中棚荘」が建ち、「藤村の間」として、当時のたたずまいを今に伝える。

 「千曲川のスケッチ」とか「旅情の歌」とかを手にして、界隈(かいわい)をそぞろ歩きしながら、藤村の息遣いを肌で感じるのもまんざらではない。(長野支局長 松本浩史)

 小諸市立藤村記念館 長野県小諸市丁315。開館時間は午前9時~午後5時。館内には、藤村の短編小説「壁」の直筆原稿も展示されている。一字一字が丁寧に原稿用紙のマスに書かれていて、まるで刻み込んであるかのようだ。知人に宛てた手紙なども見られる。(電)0267・22・1130。

 中棚荘 長野県小諸市古城1210。1階の喫茶室の一角には、藤村が著した書籍が並ぶ。貴重な研究書も。(電)0267・22・1511。

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