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【国際情勢分析】アフリカでロバ激減!…中国「爆買い」が生活直撃 美容エキス人気で盗難事件も

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 中国の市場調査機関によると、同社は昨年、前年比10%増の3億1300万ドル(約350億円)の利益を上げたという。また、今や中国全体で年間400万頭以上のロバの皮の需要があるというから驚きだ。

次はインド、南米

 ケニアのケースは、アフリカの多くの国での共通現象だ。ロバの激減、盗難にとどまらず、生活破綻も各国で多発している。高値につられて手持ちのロバを売ったが、貴重な労働力を手放したことで生活が立ちゆかなくなり、再び買おうにも値上がりしていてそれも不可能、といった悪循環が連鎖しているのだ。

 このため、ニジェール、ウガンダ、タンザニア、ボツワナなど、ロバの皮の輸出を禁止する国が相次いでいる。このままでは需要を満たせないとみた中国の業者は最近、インド、ブラジル、ペルーなどからの調達も始めた。

 インドでは絶滅危惧種だったベンガルトラの頭数が近年、回復傾向にあるが、「今度は中国に狙われたロバが危ない」(英字紙タイムズ・オブ・インディア)との声も上がりだした。将来にわたってロバの持続的利用を可能にする国際的な枠組みが早急に必要だ。

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