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【国際情勢分析】アフリカでロバ激減!…中国「爆買い」が生活直撃 美容エキス人気で盗難事件も

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 中国の業者の要望に応える形で、ケニアでは近年、3カ所にロバの「食肉処理場」が新設された。食肉処理をうたっているが、肉はあくまで副次品で、中国に輸出する皮を採取するのが主目的だ。

 急激にロバの数が減り続けているケニアだが、ケニアでロバの保護に取り組んでいる非政府組織(NGO)「ドンキー・サンクチュアリ」によると、ケニアにはまだ120万頭のロバがいると推計されている。しかし、3カ所の食肉処理場では現在、1日1000頭のペースでロバが処理されており、ドンキー・サンクチュアリのカルビン・オニャンゴさんは「何とか手を打たないと5年でケニアのロバは絶滅する」と警告している。

楊貴妃や西太后も愛用

 中国が買いあさるロバの皮から作られる生薬とは一体どんなものなのか。

 「阿膠(あきょう)」といい、中国東部・山東省の東阿県が主産地だ。ロバの皮を煮溶かして抽出した膠を主成分に固めたもので、中国では3000年の歴史を持つと言われる。貧血や生理痛などに効果があり、美肌作用があることでも知られる。長寿、ダイエット、滋養強壮効果もあるとされ、羊羹(ようかん)のように固めたり、ゼリー状にしたりして、女性らの間で人気が高い。

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