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【原発最前線】「電圧設定ミス」で福島第1・3号機の燃料取り出し延期? 東電の初歩的過ぎるトラブルにあぜん

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 その2日後に開かれたのが廃炉監視の検討会だ。蜂須賀氏の指摘に、東電の廃炉・汚染水対策責任者を務める小野明氏は「人ごととは全く考えていない。東電としても品質管理上、大きな問題があったと考えている」と釈明した。そして「3月に問題が起きた段階できちんと原因究明がなされて対策が打たれていれば、4月以降のトラブルは起きなかった」と反省点を挙げた。

 また、組織の縦割り構造については「3月から電気屋も含めて原因究明に当たっている。担当者に任せず組織として動いてのは事実だ」と反論する一方、「組織として動きながら原因究明ができなかったのは残念だ」とも述べた。

影響見通せず

 3号機のプールには566体の燃料があり、これを2年間かけて構内の共用プールに移すことで、より安全な管理を行うのが燃料取り出しの目的だ。東電によると、今回のトラブルによって、クレーンの試運転が1~2カ月遅れるという。予定では、試運転後にプール内のがれきを撤去し、燃料取り出しの実機訓練を経て、今年度半ば、つまり秋にも燃料取り出しを始める計画だった。他の工程を短縮して遅れを取り戻すことも可能なため、取り出し開始時期について東電は7月現在で「予定通り」としているが、影響は見通せないのが現状だ。

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