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【原発最前線】「電圧設定ミス」で福島第1・3号機の燃料取り出し延期? 東電の初歩的過ぎるトラブルにあぜん

電圧設定のミスで焦げたクレーンの制御盤(東京電力提供)
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 「電気の専門家がたくさんいるはずの東京電力で、なぜこんなミスが起きるのか」。使用済み燃料の取り出し準備が行われている東京電力福島第1原発3号機で、クレーン制御盤が損傷するトラブルがあり、東電は6月下旬、クレーンの試運転が1~2カ月遅れることを発表した。その原因は「制御盤の電圧設定の間違い」。原子力規制委員会や福島県の関係者からは、あまりに初歩的なミスに、あきれる声が相次いだ。(社会部編集委員 鵜野光博)

「素人でも分かるミス」

 「私たちが外国に行くときは、ドライヤーとか電圧がどうかなと気をつける。それが常識だと思う」

 庶民の「常識」から今回のトラブルに疑問を呈したのは、7月6日に開かれた福島第1原発の廃炉作業を監視する検討会に出席した福島県大熊町商工会の蜂須賀礼子会長だ。

 トラブルについて報告した東電側に「淡々と説明されているが、なにか人ごとのようだ」と感想を述べ、「原因が『素人でも分かる』と言ったら失礼だが、東電は電気を扱う事業者なのに、電圧が違うことを知らなかった。それは何にでもつながる。最近の東電は、人任せになっているのではないか」と批判した。

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