PR

ニュース プレミアム

【野口裕之の軍事情勢】台湾駐屯を探る米軍の本気度 在韓米軍撤退で困るのは中国だ!

Messenger

 米CNNニュースは1日、米国務省が数週間前、世界各国の大使館・領事館の警備を担任する海兵隊に警備を要請し、調整中だと報じた。海兵隊が台湾内の米外交関連施設の警備に当たるのは過去約40年で初めて。米国は「南シナ海のかたきを台湾で討つ」構えだ。

 中国は少なくとも南シナ海の7岩礁を次々と埋め立て、東京ドーム278個分(13平方キロ)もの人工島を造り出した。習主席は2015年に米国のバラク・オバマ大統領と、中国が違法造成した地勢を軍事化しないと合意したが、国際法に違反して海上人工軍事基地建設をやめない。「約束破り」にトランプ氏やジェームズ・マティス米国防長官は激怒している。「海兵隊の台湾上陸」は実行の有無にかかわらず、「約束破り」は許さじとの北朝鮮へのメッセージにも、貿易戦争相手の習指導部への牽制にもなる。

戦略的3要衝の交差点

 筆者は過去数回、安全保障関係者とシミュレーションしてきた。想定された筋書きの一つが《在韓米軍の漸減→撤退》であった。

 例えば、北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩委員長が核・ミサイル問題で、米側がとりあえず妥協できる回答をしたとする。見返りに《安全の保障》《段階的な朝鮮半島の非核化》を求め、歴史に名を刻みたいトランプ氏が条件をのむシナリオ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ