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【経済インサイド】課題山積…東電が福島第2原発の廃炉方針をこのタイミングで表明した理由は?

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【経済インサイド】
課題山積…東電が福島第2原発の廃炉方針をこのタイミングで表明した理由は?

東京電力福島第2原発(手前)。奥は同第1原発=6月14日午後(共同通信社ヘリから) 東京電力福島第2原発(手前)。奥は同第1原発=6月14日午後(共同通信社ヘリから)

 今後、福島第2の廃炉が正式に決まれば、東電にとって現有の原発は停止中の柏崎刈羽原発(新潟県)の7基のみとなる。柏崎刈羽の6、7号機は昨年12月に安全審査に合格したが、6月10日投開票の新潟県知事選で初当選した花角英世氏は再稼働に慎重な姿勢を示しており、再稼働への地元同意の行方は見通せない。東電の経営環境は、なお視界不良といえる。(経済本部 森田晶宏)

 福島第2原子力発電所 福島県楢葉町と富岡町に立地する東京電力の原発。炉心溶融事故を起こした福島第1原発の南約12キロにある。4基あり、第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)で、いずれも出力は110万キロワット。昭和57~62年にかけて営業運転を開始した。東日本大震災の発生時は4基とも運転中で、地震に伴う津波の被害を受け、1、2、4号機は一時的に冷却機能を失ったが、復旧。炉心溶融などは免れた。

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