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【衝撃事件の核心】違法賭博店に鉄製の「隠し扉」と見張り役 巧みな摘発逃れ、焦点は売上金の行方

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【衝撃事件の核心】
違法賭博店に鉄製の「隠し扉」と見張り役 巧みな摘発逃れ、焦点は売上金の行方

摘発されたバカラ賭博店の店内(警視庁提供) 摘発されたバカラ賭博店の店内(警視庁提供)

焦点は売上金の行方

 暴力団犯罪を扱う組対4課が特に問題視しているのは、店の売上金の行方だ。

 捜査関係者によると、店には、指定暴力団住吉会系の有力2次団体、幸平一家傘下の複数の組織が後見役として、いわゆる「ケツ持ち」の役割を担っていた形跡があり、売上金の一部が、この組織に上納されていた可能性があるという。

 各地の警察がみかじめ料の徴収を厳しく取り締まるなどした結果、暴力団の資金源は先細りつつあるとされる。その一方で、違法賭博の収益はいまだに暴力団の重要な資金源となっているという。

 捜査幹部は「違法賭博店の経営には暴力団が関与しているケースがほとんどで、今回摘発した2店も例外ではない」と指摘。今回の摘発の意義について「資金獲得の手段を断ち、暴力団の影響力を弱めることが治安維持にもつながるはずだ」と話している。

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