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【野口裕之の軍事情勢】日本陸軍の対米決戦条件だった北朝鮮の鉱物 北が油注ぐ米中貿易戦争の火種

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 例えば、マグネサイト2位(3位説アリ)▽黒鉛3位(4位説アリ)▽亜鉛5位▽タングステンとレアアース6位▽金と鉛7位▽鉄鉱石10位…。核兵器製造の中核的要素を占めるウランの採掘可能な推定埋蔵量は、確認埋蔵量が明らかな国々を破り、世界一との見方も日韓両国の公的機関の間で有力となっている。銅、無煙炭、石灰石などを含むと鉱物資源は200種類を数える。

 韓国国会の調査機関・立法調査所の調べでは、北朝鮮鉱物資源の潜在的価値は推定640兆円にのぼり、韓国の23倍近くに達する。1070兆円と算定する海外の専門家もいる。

 安倍晋三首相も先進7カ国(G7)首脳会議閉会後の9日の記者会見で「北朝鮮には豊富な資源がある」として、拉致問題解決や非核化を前提にした「経済協力」に言及した。

 従って、米朝首脳会談のお膳立てをした?と先述したシュルツ氏の米鉱山会社(シンガポール)や英国、豪州、マレーシアの企業などは鉱物資源の探査を済ませている。

 ところが、北朝鮮は1970年代、鉱業の発展を国家成長戦略の一つに掲げたものの、地下資源の多くは掘削環境が厳しく、北朝鮮の技術力や機械・機材レベルでは開発に大きな困難が伴った。特に先進兵器&精密機器の素材や原子力燃料などは要求純度が高く、抽出に高い技術力が必要だった。

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