PR

ニュース プレミアム

【江藤詩文の世界鉄道旅】山梨県立リニア見学センター(3)品川、大阪間が最短67分 武田信玄の軍用道からリニアへ 連綿と受け継がれた交通の歴史に興奮

リニア体験施設「どきどきリニア館」3階に展示された「リニアジオラマ」
Messenger

 「山梨県立リニア見学センター」に、2014年4月にオープンしたリニア体験施設「どきどきリニア館」。1階では、実際に試験走行を行い2003年に世界最高速度を記録した試験車両「MLX01-2」に乗り込んでリニアカーに親近感を持ち、2階では、インタラクティブな展示物や体験型アトラクションを通じて「リニア中央新幹線」の構造への理解を深めた。

 そしていよいよ最上階の3階へ。3階のメインは「リニアジオラマ」と「リニアシアター」。

 リニアジオラマが描いているのは、リニア中央新幹線開業後の山梨県の姿。外国人にも訴求力の強い富士山を中心に、山梨の美しい四季を映し出した映像や光と音の演出の中を、さまざまな鉄道が行き来する。完成した未来の「JR山梨県駅」を高速で発着するのはリニア中央新幹線。「JR甲府駅」では中央本線や身延線の在来線が、「富士山駅」や「河口湖駅」あたりは富士急行線がいまと変わらない姿で走っている。周囲にはピンク色の花が咲き誇る桃畑や温泉、そこで過ごす人々の姿までも造り込まれ、山梨県らしさを楽しげに表現している。

 リニアシアターでは、武田信玄が信州を攻略するために整備したという軍用道路「信玄棒道」から始まり、馬車鉄道や路面電車といった山梨県の交通史がひもとかれる。1903年には中央本線が開通し、1966年には特急あずさが運行を開始、1964年には東海道新幹線が開業と、近代の鉄道史ともいえる映像は眺めているだけで楽しい。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ