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【被害者・遺族は問う】(3)桶川ストーカー殺人事件、猪野憲一さん(67)、京子さん(68) 「娘の名誉回復のため」実名公開

「娘がまだ頑張れと言っている気がする」と語る猪野憲一さん(右)。京子さんとともに被害者の現状を訴える活動を続けてきた
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 《平成11年、女子大生の猪野詩織さん=当時(21)=がストーカー被害の末に殺害された事件は、警察の不適切な対応、報道被害など多くの問題を浮き彫りにした。現在も父の憲一さん(67)と母の京子さん(68)は、各地で再発防止を訴えている》

 憲一さん「詩織が大学に入学したときの写真と高校生のときに2人で撮った写真は、18年間ずっと持ち歩いています。今も納骨できず、お骨のある部屋に妻と布団を敷いて寝ています」

 《ひまわりが好きだった詩織さん。事件前の夏、種を植えていないのに、庭に1輪、大きく花開いた》

 京子さん「当時は(ストーカーの)嫌がらせが続いて一番苦しかった時期で、詩織は自宅で小学生の弟の面倒をみていました。ひまわりを見て「不思議だね」と。勇気づけられたんだと思います」

 《被害を相談した埼玉県警の対応は鈍く、遺族が国家賠償を求めた訴訟では、捜査怠慢の違法性を一部認め、埼玉県へ550万円の賠償を命じる判決が確定した》

 憲一さん「警察はきちんと対応してくれると信じていましたが、勤務先でまかれた中傷ビラを持っていっても動いてくれませんでした。詩織が『交際相手にブランド品をねだった』という事実無根の報道もされ、マスコミも警察と一緒になって詩織を抹殺しようとしていると感じました」

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