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【アメリカを読む】G7で見えたトランプ氏の「逆さま外交」 米が築いた戦後秩序を自ら破壊?

9日、カナダ・シャルルボワでのG7首脳会議でにらむように向き合うトランプ米大統領(手前右)とメルケル独首相(左)。中央は安倍晋三首相。G7の現状を象徴するかのような1枚だ(独政府提供=AP)
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 カナダ東部ケベック州シャルルボワで8~9日に開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を早退したトランプ米大統領は、ギリシャ・クレタ島経由で米朝首脳会議が開かれたシンガポールを目指した。大統領専用機の中から次々とツイッターで発信したのは、会談を終えた同盟国カナダや欧州の首脳に対する失望と会談を控えた金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長への希望だった。

 「申し訳ないが、友人であれ敵であれ、貿易で私たちを食い物にはさせない。米国の労働者を第一にしなければならない!」

 「これから金氏と会うのを楽しみにしている。一回限りの機会は無駄にされないと思う!」

 トランプ氏は機中からツイッターにつづった。カナダや欧州の首脳への怒りは、カナダのジャスティン・トルドー首相がサミット終了後の記者会見で米国の鉄鋼・アルミニウム輸入制限を「侮辱的だ」と述べたことが原因だった。

 機中から首脳宣言を承認していないと主張する異例の「ちゃぶ台返し」で応じたトランプ氏は、後に「私が搭乗したとき、ジャスティンはエアフォースワン(米大統領専用機)に約20台のテレビがあることを知らなかったのだろう」とほくそ笑んだ。

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