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【経済インサイド】「マイルドセブン」は日米貿易戦争の“産物”だった 加熱式でも“旗印”に

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【経済インサイド】
「マイルドセブン」は日米貿易戦争の“産物”だった 加熱式でも“旗印”に

 「そうした中で、いわば『洋モクに対抗する戦略商品』として開発されたのがマイルドセブン(マイセン)だった」という。

 マイセンの開発コンセプトは、「日本人好みの喫味」。香料を利かせたアメリカンブレンドの「チェリー」と、活性炭入りのチャコールフィルターを採用して味わいをすっきりさせた「セブンスター」の“いいとこ取り”が特徴だ。

 ブランド名は当時のベストセラーだったセブンスターにあやかって付けられたとされ、52年6月の発売当時は、パッケージのデザインもセブンスターにそっくりなものだった。

 一方、たばこ市場の開放をめぐっては、日米両政府が55年に関税引き下げで合意。60年に専売制度が廃止されてJTが発足し、62年には輸入たばこの関税がついにゼロとなった。

 そうした中、マイセンシリーズは日本を代表する銘柄に成長。JTの紙巻きたばこ販売量の約3割を占め、世界販売量は700億本を超える。

 たばこの害を柔らげるイメージのある「マイルド」「ライト」といった表示を禁じる海外ルールに対応し、名称は平成25年にメビウスへ変わった。

 現在、メビウスシリーズの紙巻きたばこは40商品。このほか、加熱式たばこ「プルーム・テック」専用のたばこカプセルもメビウスの名を冠している。

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