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【iRONNA発】政治風刺 『笑点』の安倍ネタは笑えない 石平氏

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 しかも、批判の在り方は、一般庶民の視点からの政治批判というよりも、特定政党の視点からの批判である。例えば、沖縄の米軍基地について、基地がなくなってほしいと思っている庶民が、日本にどれだけいるのか。地元の沖縄でも、基地反対派と維持派が県民の中に両方いるだろう。要するに、『笑点』の政治批判は「反安倍政権・反米軍基地」であり、これはそのまま一部野党の看板政策と重なっているのである。

 私自身は『笑点』が結構好きで、日曜日の夕方に家にいれば、そしてチャンネル権が女房と子供に奪われていなければ必ずつけてみることにしている。だが、この日の『笑点』を見て、さすがにあきれて自分のツイッターでも下記のようにつぶやいた。

 「まるで社民党の吐いたセリフのような偏った政治批判が飛び出たことに吃驚(びっくり)した。大好きな笑点だが、そこまで堕(お)ちたのか」

 ◆私への批判は的外れ

 このツイッターは結局、ネット上で大きな反響を呼んだ。むろん、私のツイッターに対する批判や反発の声も上がった。お笑いタレントで演出家のラサール石井さんは、自らのツイッターで「時の権力や世相を批判し笑いにするのは庶民のエネルギーだ」「政治批判は人間としての堕落だと言いたいのか」と反論したのはその一例である。

 しかし、私からすれば、こういった反論と批判のほとんどが的外れである。政治風刺や政治批判を行うのは、確かに落語の良き伝統であろう。しかし、それは観客としての私たちが、落語の政治批判を何でもかんでも無批判のままで受け入れなければならない、という意味合いではない。

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