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【志らくに読ませたい らく兵の浮世日記】元編集者の後輩落語家との不思議な関係

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 立川寸志(すんし)という男がいる。

 私と同じ、落語立川流に所属している後輩です。後輩だけど、年上。2011年入門の現在51歳。この後輩はもともと、立川談四楼師匠を担当する出版社の編集者でした。

 私の師匠の立川志らくが毎月、句会を開催していて、私は前座の頃からそのお手伝いをしておりました。そしてある日のこと、句会のメンバーだった談四楼師匠が、その編集者を連れてきたのです。その名を小田部さん。

 その男が、後の世にその名を轟かす、立川寸志であった。って、戦国武将みたいだな。

 編集者だから文章のプロ。句会で詠む俳句も見事なもので、すぐに「俳句の名人」と渾名されるようになりました。私も前座ながらに句を詠ませてもらっていたのですが、名人・小田部さんの足元にも及ばない。いろいろと教えてもらっておりましたよ。俳句の基礎知識とか、詠み方とか。

 それがですよ。

 ある日のこと、小田部さんが入門したのです。談四楼師匠に。昨日まで編集者だった人が、いきなり落語家の見習いになっちゃった。

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