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娘の恋人と赤ん坊を奪う“暴走母” 家族の絆を引き裂く問題作「母という名の女」が公開

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 欲望のまま生きる母親を強烈に演じたエマ・スアレス(53)は、主演したスペイン映画「ジュリエッタ」(ペドロ・アルモドバル監督)を見て決めたという。この映画では本作と逆で娘を溺愛する母親を演じているのが面白い。観客はアブリルの異常な行動にあっけにとられるが、フランコ監督自身も「自分の想像を裏切ってくれる映画が好き」と笑う。

 カンヌ国際映画祭では本作のほか、「父の秘密」(2012年)で「ある視点」部門グランプリ、「或る終焉(しゅうえん)」(15年)で脚本賞を受賞している。

 5月に同映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した「万引き家族」の是枝監督には「シンパシー(共感)を感じる」という。「コレエダの作品は全部見ているし敬愛もしている。登場人物の関係の構築やドラマの作り方に共感を覚えるんだ。イングマル・ベルイマンやウディ・アレン、そして黒澤明ら巨匠のように作品を次々に生み出すことは作家として重要で、そこも僕と似ているね」(WEB編集チーム 伊藤徳裕)

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