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【ベテラン特派員 米朝語る】金正恩氏を変えた「恐怖」 古森義久特派員「東アジア情勢激変、高笑う中国」 黒田勝弘特派員「体制保証のツケ、どう取り戻す」

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【ベテラン特派員 米朝語る】
金正恩氏を変えた「恐怖」 古森義久特派員「東アジア情勢激変、高笑う中国」 黒田勝弘特派員「体制保証のツケ、どう取り戻す」

【用語解説】北朝鮮の核問題

 北朝鮮と韓国は1991年、「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」で合意。しかし、北朝鮮は93年に核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言した。94年に北朝鮮は核問題解決に向け米国と枠組み合意をしたが、毎年50万トンの重油を受け取った末、2003年に合意は破綻した。北朝鮮は05年2月に核保有を宣言。06年10月から17年9月まで豊渓里(プンゲリ)で計6回の核実験を強行した。

 17年11月、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験に成功したとして「国家核戦力完成」を宣言。トランプ政権が北朝鮮を軍事攻撃する可能性が指摘された。

 今年に入り、金(キム)正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長は対話姿勢に転じ、4月の南北首脳会談で「完全な非核化」を目標とする共同宣言に署名した。5月24日には北朝鮮の核兵器研究所が、豊渓里の核実験場を完全に廃棄する式典を行ったとの声明を発表。式典には米韓などの報道陣が現地入りし、声明は廃棄を「核実験中止の透明性を担保するため」だと強調した。だが、正確な検証をすべき専門家は招待されず、核放棄の意思を装うパフォーマンスという見方もある。

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