PR

ニュース プレミアム

【ベテラン特派員 米朝語る】金正恩氏を変えた「恐怖」 古森義久特派員「東アジア情勢激変、高笑う中国」 黒田勝弘特派員「体制保証のツケ、どう取り戻す」

Messenger

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の史上初の首脳会談について、米朝関係を長年にわたり取材し続けてきた本紙の古森義久・ワシントン駐在客員特派員と、黒田勝弘・ソウル駐在客員論説委員は、金正恩氏が米国との初の首脳会談の開催にこだわった理由について「恐怖」をともに挙げた。

 古森特派員は「北朝鮮がほほ笑み外交に転じた年初以前は、ワシントンでは『軍事攻撃』という言葉が北問題で頻繁に出ていた。北が今までのやり方を変えざるを得ないところにまで追い込まれた」と分析。黒田特派員も「何をやり出すか分からない予測不可能なトランプ氏が、核・ミサイル問題を口実に軍事的攻撃をしてくるかもしれないという恐れ」を理由にあげた。

 首脳会談で最大の焦点だった北朝鮮の非核化について古森特派員は、両首脳が署名した共同声明で「非核化をすれば北朝鮮の安全を保証するという考えがにじみ出ており、トランプ氏が北側に折れなかったことの証左だ」と分析。一方、黒田特派員は「北朝鮮は米朝交渉を一種の戦争と考えているはずだから、米国をはじめとした国際社会は『戦争も辞さず』という覚悟がないかぎりこの交渉には勝てない」と厳しい見方を示した。

 北朝鮮の今後の動きについては「金独裁体制が不安定になり、危機に陥る可能性がある」(古森特派員)、「経済建設のための利益追求に向かう」(黒田特派員)との見通しを述べた。

 古森義久・ワシントン駐在客員特派員と、黒田勝弘・ソウル駐在客員論説委員の発言詳細は以下の通り。(本文敬称略)

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ