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【プールサイド】「何が悪いのか分からない…」リオ銀メダリストの坂井聖人、代表入り逃す極度の不調 

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【プールサイド】
「何が悪いのか分からない…」リオ銀メダリストの坂井聖人、代表入り逃す極度の不調 

ジャパン・オープン男子200メートルバタフライで2位に終わった坂井聖人=5月26日、東京辰巳国際水泳場 ジャパン・オープン男子200メートルバタフライで2位に終わった坂井聖人=5月26日、東京辰巳国際水泳場

 「練習は積めていたのに何が悪かったのか…。なぜここまで調子が悪いのか全く分からない」。東京辰巳国際水泳場で5月26日に行われた競泳のジャパン・オープン男子200メートルバタフライ決勝。2016年リオデジャネイロ五輪銀メダリストの坂井聖人(セイコー)は2位に終わった。日本代表入りには好タイムと優勝という結果が欲しかったが、先を行く矢島優也(スウィン大宮)に一歩及ばなかった。タイムも自己ベストから1秒66遅い1分55秒06と伸び悩んだ。レース後、呆然(ぼうぜん)と電光掲示板を見つめ、しばらくプールから出られなかった。

 並々ならぬ覚悟で臨んだレースだった。今夏のアジア大会(ジャカルタ)とパンパシフィック選手権(東京)の代表選考会を兼ねた4月の日本選手権は、ラスト50メートルで失速し、6位に沈んだ。「個人種目は標準記録を突破して2位以内」という日本水泳連盟の選考基準に従い、初優勝した幌村尚(早大)、2位の瀬戸大也(ANA)がアジア大会などの代表に当確。この種目の代表枠は、パンパシフィック選手権の残り1枠だけと苦境に立たされた。今春早大を卒業。社会人1年目のシーズンだけに「最低限、代表には」という思いもあった。

 沈む気持ちをなんとか立て直し、自らの泳ぎを取り戻して挑めたはずだった。指導する奥野景介コーチも「過去最高の出来だった」と感じていた。だが、大会最終日に行われた100メートルバタフライ決勝でも最下位に終わり、レース後はがっくりと肩を落とすしかなかった。

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