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【被害者・遺族は問う】(2) 光市母子殺害事件、本村洋さん(42) 犯罪被害者等基本法成立は「2人が生きた証し」

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 被害者として支援されるだけではみじめだったけれど、法律を作る、司法を変えるという目標を得たことで怒りや無念さを建設的な方向に向けられました。

 《被告の権利ばかりを守り、「相場」に基づいて判決が下される。本村さんは被害者を排除していた裁判への疑問を会見や講演で訴え続け、署名活動で全国を駆け回った。本村さんらの訴えは被害者の憲法とでもいうべき「犯罪被害者等基本法」として結実する》

 基本法に「犯罪被害者等」とあるのを見て感動しました。娘は11カ月、嫁は23歳と短い生涯だったから2人が生きた意味や証しを残してあげたかった。2人の犠牲があってこの法律ができた。この中に2人はいる。

 《いつも持ち歩いている2人の写真はボロボロになった。6月3日のあすの会最終大会を終え、墓前に解散を報告する予定だ》

=随時掲載

光市母子殺害事件

 平成11年4月14日、山口県光市の会社員、本村洋さん方で、妻の弥生さん=当時(23)=と長女の夕夏(ゆうか)ちゃん=同(11カ月)=が殺害された。当時、18歳1カ月だった近所の大月(旧姓・福田)孝行死刑囚(37)が4日後に逮捕され、犯行時少年への死刑適用について法廷の内外で議論を呼んだ。1審山口地裁(12年3月)、2審広島高裁(14年3月)は大月死刑囚を無期懲役としたが、最高裁(18年6月)が審理を高裁に差し戻し、差し戻し控訴審で広島高裁(20年4月)は死刑を選択。最高裁(24年2月)も支持し、翌3月に確定した。

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