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【アメリカを読む】「反日映画」で慰安婦碑運動に走った韓国系高校生 マンハッタン対岸の町は“コリアタウン”化していた

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 日本では「反日映画」との批判が上がり、韓国国内でも、事実を歪曲しているという議論があったほど。だが、“母国”から遠く離れて暮らす韓国系の若者たちの心を動かすのには十分な役割を果たしていた。

 フォートリーでの慰安婦碑には、韓国系の女子生徒がつくった「祖母が私に伝えた話」と題した詩文が刻まれた。この女子生徒も除幕式でスピーチし、映画を見て詩文を作ったことを明らかにした。

 「正直にいうと、映画を見るまでは、慰安婦問題について理解していませんでした。夕食のテーブルで、両親から慰安婦問題について聞かされていましたが、それが何を意味するのかは分かっていませんでした。歴史の授業で先生が5分ほどで言及していただけで、十分ではなかったのです」

 「映画は大きな衝撃でした」。女子生徒はこう話し、涙で声を詰まらせながら自作の詩を読み上げた。「日本兵」という言及はないが、虐待や拷問を受けた少女の叫びを詩にしたためている。

 ほかにも、20人ほどの高校生がおそろいの紫色のTシャツを着て、スピーチしたり、会場で来場者に水を配ったりと除幕式を盛り上げていた。

 こうした高校生たちの活動を「英雄的な取り組みだ」などと絶賛したのは、フォートリーのマーク・ソコリッチ区長だ。

 地元メディアによると、フォートリーでは2012年から慰安婦碑の設置計画があったが、複数の韓国系団体が、碑文の内容などをめぐって主導権争いを行い激しく対立、計画自体が一度は立ち消えとなった。その後、16年に高校生たちが活動を始めて設置にいたった経緯がある。

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