PR

ニュース プレミアム

【政界徒然草】科研費の使途追及が学問の自由への介入? 本質的な議論避ける国会 

Messenger

 日本では「学問の自由」という盾があれば、何でもできるという風潮がある。異論を唱えると、「学問の自由への介入」との批判が上がることが多い。しかし、少なくとも国費を使うのであれば、一定の制限があっても仕方がないだろう。

 科研費のあり方そのものについても看過できない事態が発生している。昨年2月、ある大学の教授が科研費を使った出張で研究と関係のない観光をしていたことが明らかになった。昨年発覚した文科省の天下り斡旋(あっせん)問題でも、「共済組合運営の病院に優秀な医師を集めるには科研費の申請機関となることが必要だ」と考えた元文科審議官が、科研費事務に精通した人物の情報提供を文科省人事課に依頼していたことが判明した。

 こうした問題は氷山の一角だとみられるが、なぜか大きな問題にはならない。これこそ国会で議論されるべきテーマだろう。それとも、杉田氏の発言を批判する人たちには「学問の自由への介入」となるのだろうのか。 (政治部 田北真樹子)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ