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【江藤詩文の世界鉄道旅】ベルギーの旅(3)トラム&クルーズから鑑賞する美しい中世の街が一変、いまどきの夜遊びスポットに驚く

中世の建築物を背景にトラムが行き交う街ゲント
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 ベルギー全土を網羅するベルギー国鉄を利用して、北部フランダース地方(オランダ語圏)を周遊する今回の鉄道旅。ブリュッセル空港から前回ご紹介したアントワープ、トラムの代わりに馬車が走る絵本のような街ブルージュを経てゲントへやって来た。

 ベルギー第3の都市ゲントは、レイエ川とスヘルデ川の合流地点に位置する水辺の都市だ。とくに旧市街の中心に位置するコーレンマルクト広場付近のレイエ川の両岸は、川に面してギルドハウス(職業ごとに同業者が相互扶助を目的に結成した組合の寄り合い所のようなもの)が建ち並び、この街がかつて水運で繁栄した歴史を思い起こさせる。中世の優美な装飾が施された石造りの建物を背景に、トラムが行き来する風景はそれだけで絵になり、撮り鉄ゴコロを刺激するのだ。

 さらに、かつての運河を再利用して観光用のクルーズ船が運航しているのも乗り物好きの気をひく。水面に近い目線から見上げる中・近世の街並みは、車窓から眺めるそれとはまた異なる趣きを見せる。

 外側ばかりを眺めていると「急速に変化する時代から取り残された穏やかな街だなぁ」とうっかり思いそうになるが、ひとは見かけによらないのと同じく、ゲントという街もまったく見かけによらない。

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