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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】「6・12米朝会談」の行方は? 2人の“スパイマスター”の腹の探り合い

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 ①~④がCVIDに相当するが、重要なのは核廃棄に伴う見返りの扱いだ。

 リビア・モデルでは見返りはすべての廃棄が終了したあとの2004年以降に行われた。

金正恩氏は「核廃棄」と一度も言っていない

 首脳会談でトランプ氏は、金正恩氏に「米国の要求する核廃棄(CVID)にYESかNOか」を問うだろう。

 ただ、金正恩氏は2度にわたる中朝首脳会談と2度にわたる南北首脳会談のいずれでも一貫して「朝鮮半島の非核化」という表現しか使っていない。「廃棄」は「豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の廃棄」だけだ。北朝鮮メディアは核保有国としての立場から「核軍縮」という用語を使い続けており、「金正恩氏が核廃棄という戦略的決断をした兆候はまだ見えない」との見方が大勢だ。

 衛星写真などから北朝鮮を分析してきた米専門サイト「?ノース」は、北朝鮮国内の核関連施設を約150、核研究に携わる研究者を「9000人から15000人」と試算している。また北朝鮮は生物・化学兵器も多数保有していることが分かっているため、査察・検証作業の合意は困難が予想されている。(編集委員)

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