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【映画深層】「36.8℃」高校生らが支える兵庫・加古川発のご当地映画の魅力

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 監督はそれ以来、11年ぶりとなるが、今回は脚本の前段階として、加古川市民を集めた演技ワークショップの講師も担当。小学生から80代までの約70人に映画作りの楽しさを伝えた。

 「撮影当日にいきなりエキストラの人と関係性を作るよりも、数カ月前から顔見知りというのは大きい。その人たちは、市の広報や地元のテレビ番組で映画の情報が流れるたびに、撮影への期待が高まっていくわけで、撮影初日からすでに空気ができあがっている。地方映画の新しいスタイルだなと思いましたね」

 そんな市民の協力体制の一つが、高校生応援隊の存在だ。地元の6つの高校から42人が集まって、ロケ地探しからエキストラ参加、ポスター貼りまで、積極的に携わった。

 「一緒に会議などするうち、同じクラスよね、というぐらいのいい雰囲気ができあがった。作品上のメリットも大きかったが、彼らも地元のよさを発見したり、普段は会えない職種の大人と交わえたりした。まさに、地域密着という感じでした」

終わらない祭り

 タイトルの「36.8℃」は微熱を意味し、思春期の微妙な心の揺れを表現している。主人公は高校生の若菜(堀田真由)。将来の進路や元カレとの関係など悩みも多いが、遠慮がちな性格で家族や友達に本音を打ち明けられないでいた。

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