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【映画深層】「36.8℃」高校生らが支える兵庫・加古川発のご当地映画の魅力

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 各地に広く呼びかけたところ、手を挙げたのが加古川市だった。兵庫県の南部、神戸と姫路の間に位置する加古川は、工場地帯もあれば緑豊かな自然も残る、変哲のない地方都市といえる。

 安田監督が市の関係者に市内を案内してもらうと、神戸のように観光資源がたくさんあるわけでもなく、姫路のように世界遺産があるわけでもなく、町のいいところを改めて尋ねられても…と謙遜されたという。

 「その印象から、遠慮がちな主人公を思いついた。高校生や働いている人は学校や職場と家の往復になりがちで、地元のちょっとしたいい眺めに気がつかないことが多い。観光資源が豊かではなくても、うまいこと切り取っていったら、味のある町に見えるんじゃないかなと思うんです」

高校生応援隊が大活躍

 奈良出身の安田監督は、松下電器産業(現パナソニック)に勤めるかたわら数多くの映画を作り続け、あきる野映画祭やゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで数々の賞を受賞。退職後の平成18年には、和歌山県田辺市を舞台にした「幸福のスイッチ」で評判を呼ぶが、その後は子育てもあり、もっぱら脚本に専念していた。

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