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【拉致から40年 救出への道筋】米朝会談中止も「驚かず」 拉致家族、冷静に「時を待つ」 全員救出へ日本の“戦略”求める

新宿駅で開かれた横田めぐみさんの写真展で拉致被害者の全員救出へ思いを語る母、早紀江さん=5月8日
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 朝鮮半島情勢が二転三転している。シンガポールで6月12日に開催予定だった米朝首脳会談だったが、米国のトランプ大統領は唐突に「中止」を発表した。ただ、その直後から会談実現に向け再調整の動きが活発化。北朝鮮の非核化や体制保証など双方の思惑が交錯し、駆け引きは熾烈(しれつ)だ。過去にも国際関係に翻弄され続けてきた拉致被害者家族は静かに交渉の行く末を見つめている。(社会部 中村昌史)

想定外にも「静かな心で」

 「これまでに色々なことがありすぎて…。何か起きても、驚かなくなってしまった」。横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(82)は悲しげに肩をすくめた。

 5月24日夜、トランプ氏は北朝鮮が米国高官らを名指しして批判を繰り返している状況などをあげ、「会談実施は不適切」と首脳会談の中止を発表した。拉致被害者の帰国へ尽力を明言してきたトランプ氏。金(キム)正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長と交渉すれば拉致問題の解決を迫ると約束していただけに、米朝首脳会談への期待は日に日に高まっていた。

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