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【びっくりサイエンス】最大の肉食恐竜「スピノサウルス」 極上化石が日本上陸、生態の謎解明へ「とてつもなく重要」

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元「天才少年」も驚き

 9年前にもスピノサウルスの取材をした。恐竜展の目玉となる全身骨格の復元作業を記事にしようと、川崎市内の工房を訪ねたのだった。応じてくれたのは、復元を監修した米カーネギー自然史博物館のマット・ラマンナ氏。子供のころ米国で「恐竜天才少年」と呼ばれた有名人だ。彼は今回の頭骨をどうみるだろうか。古い名刺を引っ張り出し、久々にメールを送ってみた。

 返事はすぐに来た。驚きと、並々ならぬ関心を示す内容だった。「これは本当に、本当に面白い。もし同一個体からなり、70%の部分が実物であることが真実なら、科学的にとてつもなく重要なものだ。世界で最も完成度が高い頭骨かもしれない」

 ラマンナ氏はさらに、スピノサウルスの理解がこの10年ほどで大きく変化したことに触れた上で「巨大で有名だが、謎めいたこの恐竜について、われわれはもっと学ぶことがある」と力説する。

 日本にやってきた極上化石。その研究を通じ、最大肉食恐竜のどんな姿が浮かび上がってくるのか楽しみだ。(科学部 草下健夫)

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