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【外交安保取材】李克強首相「風雲は過ぎ去った」と言うが‥再び彼らの船はやってきた

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 ちなみに5月は3、4両日も中国公船の航行が確認されていないが、4日は安倍首相が中国の習近平国家主席(64)と初めて電話で首脳会談し、日本人の拉致問題をはじめ、北朝鮮情勢をめぐって協議した日だ。5日になると中国公船の航行は再開し、8日まで4日間続いた。実にわかりやすい。

 これらの事実が示すのは、尖閣諸島の周辺での船の航行は、日中首脳会談の際にはふさわしくない行為だと中国側もちゃんと認識しているということだ。東シナ海での振る舞いが日中関係の阻害要因だと中国側も十分理解しているともいえる。

 10日の歓迎レセプションで李氏は両国関係の今後についてこうも語った。

 「先ほど安倍首相がいわれたように、中日関係はここから新たな出発点に立ち、正常な軌道に戻るという基礎の上で新たな発展を遂げ、かつ長期的に安定した発展を維持しなければならない」 

 日中関係の安定的な発展と、それに向けた両国首脳の熱意を否定する人は少ないだろう。ただ、言葉に実態が伴わなければ単なる政治・外交の演出に終わり、指導者と国民の認識のギャップが広がるだけの結果になりかねない。

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