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【外交安保取材】李克強首相「風雲は過ぎ去った」と言うが‥再び彼らの船はやってきた

トヨタ自動車の関連部品工場を視察する安倍晋三首相(左手前)と中国の李克強首相(右手前)。中央は説明する同社の豊田章男社長=5月11日午前、北海道苫小牧市(代表撮影)
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 中国の李克強首相(62)が今月8日から11日まで公賓として来日した。中国首相の公式訪問は実に8年ぶりで、政財界は両国関係の改善ムードを盛んに演出した。李氏も安倍晋三首相(63)との日中首脳会談で「両国は風雨を経て曲がり道をたどったが、風雲は過ぎ去り晴れ空となった」との表現を用い、「今回の自分の公式訪問により、両国関係は正常な軌道に戻った」と強調した。ただ、中国側の行動を見る限り、李氏の発言はレトリックに過ぎず、上滑りしている印象は否めない。

 8日に来日した李氏は、9日に東京で日中韓サミットと日中首脳会談や安倍首相主催の晩餐(ばんさん)会に出席し、10日は財界が主体の歓迎レセプションで「両国の指導者の定期的で正常な交流は両国の関係発展のためにもよい条件を整えることができる」とあいさつした。

 公式訪問の最終日の11日は、北海道内を慌ただしく移動した。

 午前中は札幌市内で開かれた日中知事・省長フォーラムで講演し、その後、電気自動車(EV)などの先端技術を視察するため、苫小牧市のトヨタ自動車北海道の工場を訪れた。現地では「熱烈歓迎」の横断幕と両国旗の小旗を手にした従業員約450人の出迎えを受けた。

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