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【朝鮮学校無償化訴訟】古巣に反旗? 前川喜平氏、朝鮮学校無償化裁判で証人出廷は実現するか

衆院予算委員会集中審議で質問に応える参考人の前川喜平・前文科事務次官=平成29年7月、国会(春名中撮影)
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 文部科学省の前事務次官、前川喜平氏の証人出廷の可能性は消えたのか。国が朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法だとして、学校側が全国5カ所で起こした訴訟。1審判決で司法判断が割れる中、学校側は昨年12月、継続中の福岡地裁小倉支部に無償化を肯定する前川氏の証人尋問を申請した。5月10日、小倉支部は「必要ない」と申請を却下したが、学校側は一連の訴訟の控訴審にも証人申請している。(社会部 寺田理恵)

前川氏「司法に期待」

 九州朝鮮中高級学校(北九州市)の卒業生ら68人が国に損害賠償を求め、同支部に起こした訴訟は、関係者の間で重大な関心事となった。前川氏が国家公務員を辞めて1年と経たないうちに、その組織に反旗を翻した衝撃は大きかった。

 証人尋問の申請に伴い提出された陳述書で、前川氏は「朝鮮高校が対象になることは、文科省内では当然と考えられていた」「排除するという議論はなかった」などと主張し、無償化を肯定した。

 昨年12月の申請当時、一連の訴訟の1審判決がすでに3カ所で言い渡され、国側勝訴は広島、東京両地裁での2件、学校側勝訴は大阪地裁での1件と、判断が分かれた。この時点で名古屋地裁は12月中の結審を予定しており、前川氏の証人申請は小倉支部での訴訟が初めて。

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