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【久保田るり子の朝鮮半島ウォッチ】北に米朝会談を蹴る選択肢は無い 揺さぶり戦術は逆効果だ

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 ただ、北朝鮮側が米朝首脳会談の席につかないまま会談自体を拒否すれば、米政権が「次のステップ」に進むことが明白になったことで「金正恩氏に首脳会談を蹴る選択肢はない」(米国専門家)と見方が大勢な情勢だ。

続く日本非難

 米国に駆け引きを仕掛けている一方で、北朝鮮はメディアを使って日本非難を続けている。そんななか、米朝首脳会談が予定通り開催された場合、日朝首脳会談が行われる可能性が取り沙汰され始めた。

 「非核化をめぐって米朝が決裂すれば、日朝会談の実現は困難になるが、継続協議ならば日朝はあるだろう。日本にとっては拉致問題が最優先だが、北朝鮮は日本との『過去の清算』が大きい」(日朝関係に詳しい関係者)

 金正恩氏は4月末の南北首脳会談で、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領に「いつでも日本と対話する用意がある」と応じた。だが、その後も北朝鮮メディアによる日本非難、安倍政権批判を続けている。

 さらに今月12日、唐突に『この世の万事は決して日本の欲望に従うものではない』(朝鮮中央通信)との論評を発表、日本の拉致問題について「解決済み」との立場を強調した。拉致問題についての言及は今年1月24日以来で、注目された。論評では加藤勝信拉致担当相や菅義偉官房長官も批判した。ただ、専門家はこれを心理戦とみている。

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