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【久保田るり子の朝鮮半島ウォッチ】北に米朝会談を蹴る選択肢は無い 揺さぶり戦術は逆効果だ

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 しかし、今回の談話騒動で、核廃棄を「完全かつ検証可能で不可逆的」に進め、過去の過ちを繰り返さないとするトランプ政権の態度に変更がないことが改めて確認された。

 その原則は(1)定例の米韓合同軍事演習は継続する(2)北朝鮮が対話を望まないのであれば軍事オプションを含む「すべての選択肢」による抑止政策に戻る(3)北朝鮮からのこうした揺さぶりは織り込み済み-との立場である。

 今回、北朝鮮が対米交渉で揺さぶりに出たのは、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の2度にわたる訪中と習近平国家主席との首脳会談からくる「自信の表れ」だとみられる。習氏は非核化について、金正恩氏の主張する「各国が段階的、同時並行的な措置を講じる」との条件を全面的に支持している。「再考」談話も中国のアドバイスであった可能性がある。

 しかし、談話は対外宣伝用の朝鮮中央通信のみが報じ、国内向けの朝鮮中央テレビや朝鮮中央放送、朝鮮労働党機関紙の「労働新聞」は現在まで談話を報じていない。

 北朝鮮は非核化のシンボルとして豊渓里(プンゲリ)の核実験場を閉鎖するとして、23日から行う閉鎖式典を海外メディアに公表する予定だ。「再考」が本気であれば、この式典を中止、あるいは延期するだろう。

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