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【ソウルから 倭人の眼】バラ色の理想と厳しい現実…「南北融和」で沸いた韓国が背負わされた重荷とは

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 首脳会談直後の韓国メディアの世論調査では、77%余りが金正恩氏を「信頼できる」と評価した。筆者の周囲でも「気さく」「話が通じそう」「人間味を感じる」といった金正恩評が多かった。韓国メディアの多くは「平和への一歩」と称賛。金正恩氏が文在寅氏らに贈った平壌冷麺がニュースや話題となった。

また懐柔された韓国

 この間、韓国社会では賃上げや雇用・失業など日ごろの不満はすっかり忘れ去られ、バラ色の南北関係に世論の多くが目を奪われ満足しているかのようだった。その雰囲気は2000年の金正日(キム・ジョンイル)総書記(当時)と金大中(キム・デジュン)大統領(同)による南北首脳会談当時に似ていた。ただ、金正恩氏は父、金正日氏以上に韓国をうまく懐柔したようだ。

 南北首脳会談を韓国世論の88%が「よかった」と評価。10日に就任1年を迎えた文在寅氏の対北政策を83%が肯定的に評価した。

 日韓関係筋によると、9日に日中韓首脳会談のため就任後初めて訪日した文氏は、南北首脳会談で合意した「板門店宣言」の支持を強く求め、こだわったという。期待に応え安倍晋三首相から3カ国首脳の共同会見で板門店宣言を評価を受けた文氏。後押しを受け、まさに“絶好調”だった。

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