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「日本一暑いまち」群馬・館林に暗雲? アメダス6月移設でどうなる!?関係者冷や汗 

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「日本一暑いまち」群馬・館林に暗雲? アメダス6月移設でどうなる!?関係者冷や汗 

館林消防署の駐車場の一角にあるアメダス=群馬県館林市 館林消防署の駐車場の一角にあるアメダス=群馬県館林市

にじむ不安

 とはいえ、前橋地方気象台の担当者は移転の理由について、「現在委託している館林消防署の移転に先立つもの」と説明。消防署は平成32年度までに移転する見通しのため、「現在の観測所から離れていない場所で一定の面積を確保でき、熱源や高い建物もなく、長期間使用できる」などの条件をクリアした館林高校に移設先を決めたという。

 移設先は、消防署から北西に2キロ離れた同校のグラウンドの一角。広い土のグラウンドと風通しの良さに現在の設置場所と「全然違う」という印象を受ける。気象台の担当者に移設後の気温の見通しを聞くと、「環境が変わるので気温が上がるか下がるか分からない」と話す。

 例年、暑さを売りにしたイベントを展開してきた地元の人たちも、移設の行方を注視している。館林商工会議所は「日本一HOTなまち 激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」を毎年開催して地域活性化を図っている。新井利和実行委員長(58)は「館林は暑さで有名な街。知名度を考えると暑い方が良いが、アメダスが移転して今年からどうなるのか」と、不安の色をにじませた。

暑さ対策は継続

 一方、気温が30度以上の日にセールを行う、かごめ通り商店街の斉藤進会長(68)は「移設後のアメダスが測定する気温がどうなるのか分からないが、街の中は何も変わらない。今まで通り」と冷静だ。かごめ通り唯一のかき氷店「やぎや」の店主、木村実さん(61)は「暑ければお客さんは来てくれる。アメダスの場所が変わっても気にはしていない」と、強気の姿勢。

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