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【中東見聞録】エジプト大統領、強まる独裁度…2期目シーシー氏はムバラク氏を上回るか

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 また、シーシー氏が大規模な国家事業で威信を高めようとするのは、世界有数のダムを建設したナセル元大統領(1918~70年)を意識しているからだといわれる。

 52年のクーデターを主導しアラブ社会主義を掲げたナセルは、今もアラブの「英雄」として人気が高い。一方で権力掌握後に全政党を解散して翼賛議会を作り上げ、曲がりなりも存在した議会制民主主義をご破算にした人物でもある。

 シーシー氏が党を持たないのがナセルにならってのことならば、議会や党が持つ権力抑制機能を軽視しているからだとの推論が成り立つ。ナセルに匹敵するカリスマ性があるとの自信の表れともいえるが、それは同時に、ムバラク氏以上に独裁に傾斜する恐れがあることをも示している。

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