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【プロジェクト最前線】「踊る宝石」輝き絶え間なく 山梨のクロスフォー社開発「ダンシングストーン」

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【プロジェクト最前線】
「踊る宝石」輝き絶え間なく 山梨のクロスフォー社開発「ダンシングストーン」

「ダンシングストーン」のネックレス 「ダンシングストーン」のネックレス

 “動きだしたら、止まらない”というキャッチコピー通り動き続けるジュエリー「ダンシングストーン」。開発したのは山梨県甲府市に本社を構えるクロスフォー。次々と新機軸を繰り出す同社は地域にとっても期待の星となっている。

 同社の土橋秀位(ひでたか)社長は山梨県出身。大学に進学すると、世界を放浪するような仕事に魅力を感じるようになったという。そこで着目したのが郷里、山梨県の地場産業“宝石”だった。

 「武田信玄は水晶の念珠を手放さなかったといいますが、この辺りは水晶の大産地だったことから宝飾産業が大きく発展しました」(土橋氏)

 地元産出の水晶を加工する形で始まった山梨の宝飾産業は実に1000年以上の歴史がある。生産量は国内の3割を占め、今でも1000社以上のジュエリー関連企業がひしめく。中でも甲府はドイツのイーダー・オーバーシュタイン市と並ぶ「世界二大宝石加工の街」。土橋氏は放浪先の東南アジアなどで原石を調達、甲府の宝飾産業に提供しようと考えた。

 大学卒業後は米国で宝石学を学び、世界的な鑑定資格も取得。昭和55年、クロスフォーの前身となる宝石輸入販売会社、土橋宝石貿易を創業した。東南アジアの山奥まで自ら分け入り直接原石を買い付ける独自の展開が奏功し、バブル経済が頂点に達した平成2年には30億円を超える売り上げを実現した。しかしその直後にバブル経済が崩壊。ジュエリー市場も未曽有の低迷にさいなまれる。

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