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【経済インサイド】アルミトップUACJ“内紛” 異例のトップ人事撤回のワケ

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 一方、3月末には旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、UACJ株6.79%を取得していた事実が判明。エフィッシモはその後、比率を9.8%まで高め、2位株主に躍り出ていた。対立を早期に収束させなければ、エフィッシモが「物言う株主」として独自の動きをみせる恐れもあった。

 対立は解けたとはいえ、古河電工が約25%を出資する構図に変わりはない。UACJが独立性を追求する限り、同様の場面が繰り返されないともかぎらない。そうなれば世界はおろか、国内トップを守ることすらおぼつかなくなる。(経済本部 井田通人)

 UACJ 東京都千代田区に本社を置くアルミニウム圧延品メーカー。平成25年10月に古河電気工業子会社の古河スカイと住友金属工業(現新日鉄住金)系の住友軽金属工業が経営統合して発足した。アルミ圧延品では国内最大手で、世界でも米アルコア、米ノベリスに次ぐ3位。平成30年3月期の連結売上高(見通し)は6300億円、社員数は29年3月末時点で9819人。

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