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続発するネットのチケット売買トラブル 「楽屋にも…」被害の女性が実態を証言

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続発するネットのチケット売買トラブル 「楽屋にも…」被害の女性が実態を証言

SNS上での「チケット詐欺」の被害を訴える声(ツイッター画面) SNS上での「チケット詐欺」の被害を訴える声(ツイッター画面)

 ネットでのチケット売買をめぐっては、チケットを買い占めて高値で転売する行為も問題視されている。

 チケットのほか品数が限定された商品を買い占めて高値で転売を繰り返す存在はネット上で「転売ヤー」と呼ばれ、事件に発展するケースもある。

 29年12月には、大手転売サイト「チケットキャンプ(チケキャン)」の運営会社が、コンサートチケットの不正転売に関与したなどとして、不正競争防止法違反(ダフ屋行為)などの疑いで兵庫県警と京都府警の家宅捜索を受け、サイトは閉鎖に追い込まれた。昨年5月には、警視庁生活安全特別捜査隊が、人気男性グループ「EXILE(エグザイル)」などが出演するコンサートのチケットを転売目的で購入したとして、都迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)の疑いで、都内の会社員の男=当時(23)=を逮捕。男は転売で総額約2千万円の収入を得ていた疑いがあるという。

 チケット詐欺の被害も頻発しており、1月には、警視庁少年事件課が、韓国の男性音楽グループのチケットを譲るとツイッターに書き込み、17~39歳の女性19人から現金計59万7千円を詐取したとして、詐欺の疑いで16~17歳の少女2人を逮捕している。

 相次ぐチケット売買のトラブル。スマートフォンの普及で、個人間の取引が手軽にできるようになったのが背景にあるとみられる。捜査関係者は「SNSを介したやりとりが手軽になり、チケット詐欺の被害に遭いやすい土壌も生まれている。実際の取引では慎重な対応が必要だ」と指摘している。

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