PR

ニュース プレミアム

【野党ウオッチ】民進・希望新党、合流したのに野党第2党の本末転倒!? 

Messenger

 なぜか。きっと、合流の目的が「時計の針」を戻すことでしかないからだと思う。

 民進党は昨年9月28日の両院議員総会で、翌月の衆院選に一切の候補者を立てず、設立されたばかりの希望の党に公認を申請をするという奇策を満場一致で了承した。

 総会を取材していて、野党の盟主としての矜持のかけらもない意思決定に言葉を失った。

 旧民主党時代を合わせれば約20年の歴史を持ち、政権も担った経験もある。支持率が低迷しているとはいえ約23万人の党員・サポーターを擁し、全国津々浦々に地方組織も持つ。そんな一朝一夕には作り得ない政党を所属議員自らの手でぶち壊してしまったのだ。

 国民民主党の結成は「自民党政権に代わる野党の結集」(玉木氏)と胸を張るような立派なものではない。20年かけて築いた野党第一党を自分たちで勝手に壊し、後になってその愚かさに気づき、どうにかそれを修復できないかと右往左往しているに過ぎない。

 マイナスをゼロに戻すための再編-。そう考えてみると、党名候補の一つとして浮上した「新党ゼロ」は実に言い得て妙である。 (政治部 松本学)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ