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【政界徒然草】国会議員にモクモク特権、いつの間にか規制緩和

 そのことを与党の厚労部会のメンバーに指摘すると、ある幹部(喫煙者)は「おっしゃる通り」と同意したが、「政府が提出する法案が国会をしばってよいのかという問題もある」と語った。三権分立のシステムの中で、行政が立法に口出しするのは越権行為に当たるという説明だ。

 ただ、仮にそうだとしても、外務省や地方自治体の事例のように、法律とは無関係に自律的に受動喫煙防止対策を講じることは可能だろう。

 超党派の「受動喫煙防止法を実現する議員連盟」で幹事長を務める希望の党の松沢成文参院議員(60)も「民間を対象に新たな規制をかけるなら『まず隗(かい)より始めよ』で、国会から率先して禁煙の模範を示すべきだ」と批判する。同議連は5月にも、自民、公明両党を除く野党の案として受動喫煙防止法案を国会に提出し、国会議事堂の対策強化も含め政府案の修正を求めていく方針だ。

 自民党受動喫煙防止議員連盟(会長・山東昭子元参院副議長)も「法律をつくる国会は自らを正していく必要がある」との立場だ。山東氏ら議連メンバーは連休明けに衆参両院の議院運営委員長に対し、政府提出法案の速やかな審議と国会の自主的な受動喫煙防止対策強化を申し入れる予定だ。 (政治部 原川貴郎)

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