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【政界徒然草】国会議員にモクモク特権、いつの間にか規制緩和

 霞が関の中央官庁は屋内はおろか屋外でも禁煙となるのに対し、すぐ近くの国会議事堂は喫煙専用室を設置すれば屋内でも喫煙が可能だ。

 厚生労働省が昨年の段階で検討していた案は、国会議事堂も外務省などの役所も同等に規制する内容だった。具体的には「官公庁」を「屋内禁煙(喫煙専用室設置も不可)」の対象施設とし、国会議事堂も「立法府としての国会の公的な機能を発揮する施設として官公庁施設に該当する」(平成29年3月8日の衆院内閣委員会での厚労省答弁)とみなしていた。

 ところが、今年3月9日に国会に提出された改正案では「官公庁」の分類が消え、「行政機関」なる言葉が登場した。「行政機関」は中央省庁や都道府県庁、市役所など。「学校」「病院」「児童福祉施設」とともに「敷地内禁煙」に指定され、それ以外の事務所やホテルといった施設は、一段規制が緩い「原則屋内禁煙(喫煙専用室内でのみ喫煙可)」となった。

 立法機関である国会は後者に分類され、最も厳しい規制を免れることになる。厳しい規制を課す法案を審議、可決しようとする国会自身の規制が甘いのは道理が通らないのではないか。

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