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【政界徒然草】国会議員にモクモク特権、いつの間にか規制緩和

 生駒市役所は24年7月に庁舎内を禁煙としたが、庁舎地下の喫煙所で喫煙は可能だ。職員に対しては今年4月1日から喫煙所の利用可能時間を昼の休憩時間(1時間)のみに限定した。東京都も4月から庁舎内にあった喫煙スペースを来庁者向けを除き封鎖した。

 これらと比べると、国会議事堂の受動喫煙対策は進んでいるとは言い難い。国会議事堂の衆院側の現状はおおよそ次の通りだ。

 本会議場の入り口脇には2つの喫煙ブースが設置されている。本会議の最中も愛煙家議員が議場を抜け出し、一服するのは日常の光景だ。本会議前に自民党が議事日程を確認する代議士会を開く2階東側の控室では、後方に設置された灰皿の近くで喫煙者が集まって紫煙をくゆらせているが、分煙措置は特段ない。

 3階の自民党国対委員会の部屋も喫煙が可能で、会議中や会議後に部屋の扉が開くと廊下にたばこの臭いが漂ってくる。この廊下は国会見学者のコースに含まれており、校外学習や修学旅行の児童・生徒らがたばこの臭いの中、通行する状況は十分生じうる。

 健康増進法改正案が成立すると、国会議事堂内の受動喫煙対策も現状よりは強化されることになる。ただ、法案は行政機関や学校、病院などを最も厳しい「敷地内禁煙」の対象に指定する一方、国会議事堂は一段緩い「原則屋内禁煙」としている。

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