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【経済インサイド】タコの価格がうなぎ上り 「庶民の味」が「高根の花」に!?

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 不漁はメキシコだけではない。モーリタニアの漁獲量も減少しており、資源の枯渇も懸念されている。加えて、別の輸入関係者によると、最大のタコ加工輸入国の中国で、加工に加えて国内消費も増えたことから、中国船団がアフリカで乱獲しているとの見方もある。

 輸入量の減少で、3月のモーリタニア産(800~1200グラム品)の平均輸入価格は前年同月比1.6倍の1トン約1万1600ドル(約120万円)と過去最高値を更新。輸入タコを蒸してスーパーに卸す九州の加工業者が昨年11月、輸入価格の高騰に対応できずに倒産した。

 業界関係者は「平常だと100グラム当たり198円だった店頭価格も最近は248円に値上がりし、消費も減っている」と嘆く。「たこ焼き」の値上がりも懸念される。

 こうした中、新たな調達先を開拓しようと立ち上がった会社もある。国内最大のタコ加工業者の集積地である茨城県ひたちなか市の「あ印」だ。タコ加工業が衰退しかねないとの危機感を抱き、国際協力機構(JICA)の支援を受け、インドネシアの国営水産物加工会社に冷凍や衛生管理の技術を供与。昨年5月からシマダコの輸入を始めた。

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