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【アメリカを読む】高官になりたければテレビ出演? トランプ政権左右する「FOX効果」

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 米英仏によるシリアのアサド政権への攻撃を5日後に控えた4月8日午前9時、トランプ米大統領はツイッターに「シリアでの容赦のない化学(兵器)攻撃で女性や子供を含む多くの人たちが死んだ。大きな代償を払わせる」と記した。このすぐ前、保守系のFOXニュースはシリアの首都ダマスカス近郊・東グータ地区での化学兵器攻撃疑惑を伝え、全世界がトランプ氏の対応に注目していると報じた。この報道がトランプ氏の判断に影響を与えたとの見方は根強い。

 保守派が批判的に「メインストリーム(主流)メディア」と呼ぶケーブルニュース局のCNNテレビなどがロシアの米大統領選干渉疑惑や元ポルノ女優への「口止め料」支払いといった政権に批判的な報道に血道を上げる中で、トランプ氏の中でFOXや保守系コメンテーターの存在感が強まっている。

 「おそらく大部分がFOXニュースだが、過去11年間で数え切れないほどのインタビューを受け、包み隠さず自らの見解を述べてきた。しかし、これまでの私の個人的発言は4月9日からは後ろに置く」

 9日に大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に就任したジョン・ボルトン氏(69)は、トランプ氏が起用を明らかにした3月22日のFOX番組でこう語った。

 核兵器開発を続けていたイランへの空爆、北朝鮮に対する先制攻撃、ロシアや中国への強硬論…。ボルトン氏は国連大使を退任した後の2007年からFOXに出演し、有力紙の論評記事で展開した持論を歯切れ良く語ってきた。

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