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【ソウルから 倭人の眼】市民団体が息巻く釜山「徴用工像」設置 訪日前に決断求められる文大統領

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 ただ、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年8月、請求権について「個人の権利は残っている」との韓国の司法判断を踏襲する考えを明言。韓国メディアによれば、その8日後に安倍晋三首相との電話会談で「問題は日韓基本条約と日韓会談で解決され、韓国政府も認めた」と前言を覆してもいる。

 文氏は日本の公館前に慰安婦像に加え徴用工像を設置することはまずいと考えているようだ。像設置の動きに、今月訪韓した河野太郎外相は康京和(カン・ギョンファ)外相に懸念を伝えた。韓国外務省の公式な立場表明は、それを踏まえたものであろう。

 韓国政府は悪化したままの日韓関係に危機感さえ抱いている。筆者の知る限り、韓国政府の関係者はいずれも日本での対韓感情を気にしている。日本を訪れる韓国人が過去最多を更新し続ける一方、韓国にやって来る日本人観光客は激減し、回復の見通しもない。

 対日関係の改善策について問われると、「ソウルの日本大使館前と釜山の総領事館前の慰安婦像を撤去すること。それだけです」と答えるようにしている。相手の多くが、こちらの言い分に反論してこない。韓国人の多くは政府をはじめ、日本での対韓感情悪化の理由を分かっているのだ。

理想の対日関係

 文氏に極めて近い韓国政府の人物が昨年、「文大統領が理想とする日本との関係は、金大中(キム・デジュン)元大統領と小渕恵三元首相による韓日パートナーシップ宣言(1998年)当時の関係です」と言っていた。

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