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【昭和天皇の87年】皇族を一斉呼集 天皇の決意はいささかも揺るがなかった

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 8月12日《午前十一時五分、天皇は御文庫において外務大臣東郷茂徳に謁を賜い、バーンズ回答の趣旨、及びこれに対する措置振りにつき奏上を受けられる。外相に対し、先方の回答どおり応諾するよう取り計らい、なお、首相にもその趣旨を伝えるべき旨を仰せられる》(昭和天皇実録34巻40頁)

 連合国からバーンズ回答を示されても、昭和天皇の即時終戦の決意は、いささかも揺るがなかった。ポツダム宣言を速やかに受諾するよう、弱気になりつつあった外相を激励したのである。

× × ×

 昭和天皇は、日本に戦う余力のないことを知っていた。ここは、たとえ理不尽であっても連合国の回答を受け入れ、一刻も早く終戦して国民の被害を最小限に抑えるしかない。

 続いて昭和天皇は在京の皇族を呼び集め、終戦の決意を伝えて協力を求めた。

 《午後三時二十分、御文庫附属室に宣仁(のぶひと)親王・崇仁(たかひと)親王・恒憲(つねのり)王・邦壽(くになが)王・朝融(あさあきら)王・守正(もりまさ)王・春仁(はるひと)王・鳩彦(やすひこ)王・稔彦(なるひこ)王・盛厚(もりひろ)王・恒徳(つねよし)王・李王垠(ぎん)・李鍵(けん)公をお召しになり、現下の情況、並びに去る十日の御前会議の最後に自らポツダム宣言受諾の決心を下したこと、及びその理由につき御説明になる》(昭和天皇実録34巻41頁)

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